2015年1月4日日曜日

Selestat

  
Tour Neuve
16世紀
セレスタの町並みは ディズニーなどにでてきそうな 可愛らしい古い建物が ちらほらあって アルザスらしさの中に 少し独特の雰囲気を感じます ストラスブールからコルマールに向かう間にあり ストラスブールから電車で20分くらいかな ワイン街道村ではないので周辺はブドウ畑ではなく工業地帯が広がっていて ストラスブール ミュールーズ コルマールの次くらいに大きい街です  美味しそうなレストランやお菓子屋さん ワイン屋さん 総菜屋さんと揃っていて 歴史的建造物を訪れながら これらの お店を巡り 楽しむのに丁度よい 大きさの街です
セレスタの駅から町中心まで徒歩で15分くらい そして観光案内所が わかりにくいところに あるので 最初から 少し疲れてしまいますが・・・そこは町並をみて癒しましょう

Chateau d'Eau 水の塔
 
駅から街中心に向かっていると 一際 目立つユニークなデザインをした建物が登場! 水の塔と呼ばれていて 1906年に建てられ 今でも現役で百年以上続けて 街に飲料水を供給している働き者の塔 私の中ではセレスタのシンボルとなっているんです
夜も ますます素敵
Eglise Saint-Foy サン・フォイ教会
12世紀に建てられたロマネスク様式の教会
写真には写ってないけれど八角形の塔があり なかなか興味のわく教会
どなたかのブログで教会入ってすぐ床の上に描かれている幾何学模様が面白かったと書かれていて 私も中に入ってみました ありました ありました 噂の幾何学模様 迷宮をかたどったものらしく 四隅には擬人化された河の像(チグリス・ユーフラテス・ガンジス・ゲオン)が描かれていて 大河に包まれた世界を迷宮として表現されたものだそうです 一つずつ なぞって歩きながら 世界旅行した気分に浸ってみました ほんとは もっと偉大な世界観が表されいるんだろうけど・・・
あっ 何かいる~ ロマネスクですね


擬人化されたガンジス河


ランチ前のビストロ
この雰囲気がお気に入り
Tour des Sorcières
魔女の塔
15世紀に建てられたもので
魔女狩りのとき
魔女をここで処刑したそう
オソロシイ

Remparts城壁
ルイ14世の命により
ヴォーバンによって17世紀後半に建設




Eglise Saint-Georgesサント・ジョルジュ教会
クリスマスシーズンになると 様々なクリスマスツリーが天井から吊り下げられ幻想的な雰囲気をかもしだしてくれる教会は1452年にゴシック様式で建てられています この写真はセレスタ最大の夏祭りのときのもの 教会の前の広場で演劇が行われていました




La Maison du Pain d'Alsaceパン博物館
パン好きだから 必ず訪れたかった とても小さな博物館
1階はパン工房と受付があり 入場料を払ったら チケットの代わりにパン2個がもらえる 螺旋階段をのぼり3階が博物館になっている 想像していたより規模が小さかったので お客さんが少ないのかななんて思ってたけど 子供をつれた家族や 年配夫婦の団体などで賑わっていて一安心 でも真剣に見ている人は少なかったような感じ 博物館は模型で昔のパン作りを表していたり ビデオで現代のパン事情を詳しく説明してたり かつてパン作りに使われていた道具や型が展示されていました もっとフランス語が理解できたらパンの歴史や小麦粉のことなど深く知れたはずなんですけど・・・なかなか 上達は難しいですね もっぱらアンティークのクグロフ型や陶製の小麦粉入れを眺めてました  1階の工房ではパンを作っているところを見学できて ブレデル(アルザスのクリスマス菓子)など試食もあり 子供たちが喜びそうな感じかな  ブレデルの試食に夢中になっていたら 受付の女性が話しかけてきて どうやら甥っ子さんが日本のアニメに惚れ込んでいるみたいなことを語ってくれました その間 モリモリ 試食できたのでメデタシメデタシ
 
あっ セレスタにはフランスが世界に誇る図書館Bibliothèque Humaniste人文主義図書館があって中世からルネッサンス期の文献が保管されているそうですが 残念ながら2014~2016の間 修復工事のため中に入ることができないのです 観光案内所で そのことを尋ねたら 折角 訪れてくれたのにゴメンナサイ なぜ2年間も修復にかかるかを説明しているパンフレット渡すから 読んでねと言われ お詫び説明パンフレットを作るくらい この図書館は 特別なんだなぁとつくずく感じてしまいました また 来れますように






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