新年が明けるとフランスのお菓子屋さん・パン屋さんのウインドゥにはガレット・デ・ロワが お目見え 新年には欠かせない伝統菓子なんです 毎年 1月6日のキリスト教の祭日épiphanie公現節(クリスマスから12日目の この日 誕生したキリストのもとへ東方から三博士(3人の王様)が訪れキリストの誕生を祝った日(キリストが洗礼を受けた日)に由来するお菓子です
え~話をもどして・・・ガレット・デ・ロワの中にはFèveフェーヴ(空豆の意)と呼ばれる陶製の小さな人形が 一つ入っていて 家族や友人たちが集まり ガレット・デ・ロワを切り分けて食べフェーブが当たった人はセットになっている紙の王冠を被り 皆から祝福をうけ その日1日王様・女王様になることが出来 1年間幸せに過ごすことができると言い伝えられています 本来は1月6日に祝うのですが 最近では1月中 皆が集まりやすい日に行われているようです
Fèveフェーヴとは空豆の意味で ヨーロッパでは その形が胎児を思わさせることから 古くから 受胎の象徴とされ 恩恵(子孫繁栄・豊作など)をもたらすものとして 貴重されていて 古代から空豆のもつ力に願いをこめて 空豆でくじ?を引いて 大切な事を決めていたようです 中世頃 教会での大切な物事を決めるとき お菓子に空豆を入れ決めていた習慣が一般にも広まり 公現節の慣わしの由来となっているそう 元々は本物の空豆を入れていたそうですが1870年に陶製の小さな人形を入れるようになったようです 空豆に そんな意味があるなんて知らなかったなぁ 空豆の風味が好きで 季節になると おやつ代わりにパクパクと口に ほりこみ 楽しんでいるけど これからは恩恵を意識していただきますね ドコマデモ ヨクバリ
Paul パン屋のフェーブ てんとう虫 四葉のクローバー 流れ星 馬の蹄鉄 |
お菓子屋さんのウインドゥに 飾られている額一面のフェーブ |
Paul 2012年のフェーブ クラッシックカー |
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クリスティーヌ・フェルベールさんの お菓子のフェーブ 2012 |
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友人が作ってくれた ガレット・デ・ロワの中に アルザスのシンボル コウノトリ 1人用のガレットなので 私がフェーブを当てました 笑 |
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