2015年1月31日土曜日

Carnaval カーニバル 謝肉祭のお菓子 

ガレット・デ・ロワと仲良く並んでます
とうとう 1月末から語学学校が始まり 1ヵ月半ぶりに 通学路を歩くことに・・・2学期の授業は8時始まりの授業が週に2回もあり 7時すぎに家を出発するころは 辺りは うっすら夜明けぐらい この時だけ トラムに乗って通学してます トラムでの通学も今までに見えてなかった お店や建物など 発見できて いいものですね それに 早くて 便利!! 冬休みの間 我が家にひきこもっていることのほうが多かったから 学校からの帰り道は お菓子屋さんをのぞいたり レストランのメニューを眺めたり 春を感じるものをさがすのに大忙し 我が家にたどり着くのに 時間がかかって大変!!

アーモンドの香りのリッチなベニエ
 お菓子屋さんのウインドウを賑やかしていたガレット・デ・ロワからBeignetベニエと言われるCarnavalカーニバル謝肉祭のときに食べるお菓子に 少しずつバトンタッチされていて なんか 色合いや素朴な雰囲気が 何かに似てるなぁと思ったら 日本の昔ながらの食堂(定食屋さん)で お行儀よく並んだ いなり寿司や おはぎが 店先で売られている雰囲気に似ているなぁ なんて でも ベニエは2月のお菓子というか 本来はカトリックの行事であるCarnaval謝肉祭のお菓子
噂の尼さんの屁
小さくコロコロ 愛嬌たっぷり
かわいい オナラ

謝肉祭とは 四旬節(mercredi des Cendre灰の水曜日からPaques復活祭前日までの日曜を除く40日間)の直前3日間のお祭りで  四旬節にはキリストが断食を行ったことにならって 鳥獣などの肉や卵 高脂肪な食べ物をさけなければならず(今では おこなっている人は少ないそうです) その前に 灰の水曜日の前日・謝肉祭最終日Mardi Gras マルディ・グラ (告解の火曜日) といわれる日に  たっぷり 高脂肪なものを食べて 楽しく過ごす行事だそうです
その時にBeignetsベニエ 揚げ菓子が食べられるのですが フランスでは地方によって 形状や呼び名が色々あるそうです

謝肉祭のお菓子の名前
●Beignets de Carnaval ロレーヌ地方
●Merveilles (すばらしいもの)
●Oreillettes プロバンス地方
●Pet de nonne (尼さんの屁)フランシュ・コンテ地方
●Crottes d'ane(ロバの糞)
●Noeud d'amour(愛の結び目)
などなど たくさん あるうちのいくつかをのせてみました
尼さんの屁やロバの糞は 実際に想像したら 食欲を失いそう 愛の結び目なら 逆にあやかろうとして たくさん食べたくなりそう
 アルザスではRoussetteという名前がつけられているそうなのですが私はまだ このお名前に出逢ってなくて 丸ドーナツタイプのBeignetベニエ(ナチュールというクリームなしものと  中にカスタードクリームやショコラ フランボワーズジャムなどの入ったものなど)を よくみかけます そんな中  尼さんの屁とMerveillesを作っている お店に出逢ったときは 初めてのご対面だったので 何枚も写真をとってしまいお店の人の顔には 不思議な微笑みが浮かんでいて すこし恥ずかしかったり・・ 日本の定食屋さんの店先に並んでいる  いなりずしや おはぎの写真をとっているようなものなのかな?

Thierry Mulhaupt www.mulhaupt.fr のベニエ
自家製フランボワーズジャム入り と ショコラクリーム入り

優しい酸味のフランボワーズジャムとショコラを交互にいただくと柿の種&チョコのような効果で やめられず とめられず この大きな2個をペロリと食べてしまいました 今日は謝肉祭でないけれど 明日から断食かな?といいつつ ロバの糞や 愛の結び目を探しに この2月は巡りますよ~

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