先日 Betschdorfという 陶芸の村を訪れたとき アンティークのお店で Sarreguemines窯のお皿たちに出逢い まさか この村で出逢うとは思ってなくて 当然 連れて帰りました 全て持って帰りたかったけれど そういうわけにもいかず お皿に穴があくほど にらっめこしました
その店の店主は とても親切に丁寧に色々なことを教えてくれました 私の友人が通訳してくれて 助かりました 今の私の語学力では こんなに色々 知ることができなかったから・・・
Obernaiシリーズ(アルザスの美しい風景や昔の生活風景 伝統民族衣装を纏った人たちなどが描かれています)
この写真のお皿は1945~1967年に作られたもの
アルザスのコロンバージュ(木組みの家)と羊飼い
こちらは おそらく1920~1939年に作られたもの
Obernaiシリーズの特徴の一つに この愛らしいお花のモチーフが
4か所 描かれていたら1945年前に作られたそうです 1945年からはモチーフは3か所になっているそうです
アルザスの田園風景に浮かぶ教会と伝統民族衣装を纏った親子
こちらはSarreguemines窯のCHATENOISシリーズ
Chatenoisはアルザスの村の名前なんです
絵柄は もちろん 気に入ったのですが アルザスの村名がついているなんて感激 Chatenoisはストラスブールとコルマールの間にある とても愛らしい小さな村 まだ訪れていないのが不思議です お花の綺麗なうちに訪れなくては・・・・と このお皿を眺めながらと思いを寄せています お皿の縁がゆるく カクカクしているのもステキ♪
DALILAシリーズ
Obernaiシリーズ1920年~1939年の刻印
Obernaiシリーズ1945年~1967年の刻印
Sarreguemines窯
ナポレオンにも愛用されるほどの高いクオリティをもつSarreguemines窯
1790年に ロレーヌ地方とドイツの国境近くにあるSarreguemines村で窯づくりが始まったそうです
普仏戦争敗北により ドイツ領になったSarreguemines窯はドイツの重税に苦しめられ 1879年にフランス ブルゴーニュ地方のDigoin村に窯を移し Digoin村の窯元とともに発展してきました
”Sarreguemines” ”Digoin” ”Sarreguemines&Digoin"と3つの刻印を使っていたそうですが 残念ながら1970年”Sarreguemines”の刻印は使われなくなったそうです
フランスの蚤の市やアンティーク屋さんで見かける 素敵なカフェオレボールはSarreguemines窯で作られたものが多いのですよ
今もロレーヌ地方にSarregueminesの町はありますが訪れてもSarreguemines窯の食器たちには出会えないそうですよ 閑散としているらしいです だから訪れていません
Sarreguemines窯のことは なんとなく書いたので正確なことでないと思います ゴメンナサイ 今 ブログを書きながら アルザスのお土産屋さんで見かける Obernaiシリーズの大量の食器たちにもSarreguemines窯の刻印がされていることを思い出し 首をかしげています 機会があれば 尋ねてみます 今から 質問の文章をフランス語で作ってみようと思います
Betschdorfに行って この素敵なココロ落ち着く灰色とブルーのBetschdorfの陶器は連れて帰ることができてないのです アラマ
11月にまた 訪れます その時も またSarregueminesのお皿を買ってしまいそうだけど・・・
Betschdorf村から5kmほどのところのKuhlendorf村にコロンバージュ様式(木組み)の教会があると知り 喜んだのも束の間 車でしか行けないそうです 歩きだと往復10km 来年の帰国までに何とか交通手段を考えなくては
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