2015年2月22日日曜日

冬のアルザスワイン街道

ワイン街道を訪れるのはノエル以来 冬の寒々しいブドウ畑を見たくなってBarrに来てみました 葡萄の幹と剪定された枝だけになってるぅ 夏には 清々しい緑 たわわに実る葡萄 秋には黄金色に輝いていたのに すっかり 寂しいことになってます 寂しい景色もアルザスの一部だと思って この寒空の下 頑張って 葡萄畑を登りました 途中 地元の方々が散歩しているので ちょっとフランス語会話練習をかねて 声をかけてみたりして なかなか 楽しいものです おばあちゃんがスキーのストックを杖代わりにもっているわりには ハツラツと歩いていて 毎日1時間 葡萄畑を歩くんだそうです なんと羨ましい
 
 
 Barrの街並 地元の人も あまり見かけず お店も開いているのか閉まっているのか わからないなか お菓子屋さんだけは元気ハツラツで こんなところでフランスらしさを妙に感じてしまいました








無造作に積まれた特大クグロフやブルーベリー入りのチーズケーキにうっとり めずらしくタルトがバリッと焼いてたので 帰りに買って帰ろうと思っていたのに 今 ブログの写真を見て 買い忘れていることに気づきました 見れば見るほど食べたくなる~
 










 
 本に載っていたBioワインのワイナリーによってみました というより 実は今日のメインかな アルザスワインは主に7種類のワインを作っていけれど ここでは作られている村が限られている 稀な品種Le Klevener に出逢えると知り 限定に弱い私は たくさん買えないのに あつかましくも 試飲させていただきました
Domaine Vincent STOEFFLER
1 rue des Lièvre-F67140 Barr
Tél 03 88 08 52 50
www.vins-stoeffler.com
 
 
 まずはクレマン(発砲ワイン)から   とても澄んだ黄色・・・えーっとそれから・・・本に自分流に表現をしたら楽しくなるって書いてあったから さっそく試そうと思ったら 語彙力のない私は お店の方に こういう時はどう表現するのか尋ねてしまいました(笑) まっ 少しずつ 積み重ねていくことにします お店の方は とても親切で 好みとか聞いてくれて ゆっくり説明してくれたので フランス語初心者の私でも理解でき  憧れの 優雅に試飲ができ ご満悦をあじわい そして待望のLe Klevenerと思ったら 今は全部 売り切れてしまったそう でも また4月になったら飲めるそうです やっぱり皆 限定によわいのね  リースリングやピノ・グリ ゲヴレツトラミネールなど 試飲させていただき クレマンとGrand Cruリースリングを 今度の韓国人クラスメイト手作りキムチパーティに合わせて買ってみました 思い返すと贅沢ですね ワイナリーを訪れ 料理にあわせて ワインを選ぶなんて こんなシチュエーション 贅沢の極みですね



 寂しいぶどう畑とアルザス平野を見渡し お目当てのワイナリーで優雅な気分を味わったら このままストラスブールに戻るのはもったいなので 電車に揺られて5分くらいのObernaiに再訪~ 観光客はいなかったけれど Obernaiは学校があったり 商店が多く 村というより町といかんじで 地元の人で 賑わっていました 前回もObernaiのことを書きましたが ここにはGross と Urbanというお菓子屋さんがあって どちらも とても美味しいのです Grossはストラスブールに支店があるのでObernaiに来たらUrbanで味わうことにしています Obernaiに来られたら 大いに悩んでくださいというより2件とも味わってください
 Obernaiの駅から町の広場にむかう通りは とてもアルザスらしいですよ
 Urbanの Anisbredle ほんのり八角の香りのプチマカロン アルザス郷土菓子で何が好きときかれたら 迷わず このAnisbredleと答えるくらい好き  今は我が家にオーブンがないので 帰国したら 真っ先に作りたいくらい
 アルザス郷土料理を教えてくれる人(プロではなく 例えば料理好きの主婦とか)を知りませんか?と観光案内所でダメモトで尋ねてみたら 数年前までこの村の近くにそういう方がいらしたそうで 多分 もう やめたみたいだけど連絡をとってみるわ と言われ 今は連絡待ち状態なんです期待はしないでねと言われたけれど 何よりも その好意に感激  他にも 細かく情報を教えてくれて  閑散期だから 得することも沢山あって 結局 いつ訪れても楽しめるんですね これから2週間 語学学校がまたバカンスとなり イタリアかどこか旅しようかなと思ってたけれど アルザスをじっくり味わうことに決定!!

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