2014年7月10日木曜日

La Route des Vins d’Alsace


・・・alsaceのワイン街道・・・

あまり知られてないけれど
ボルドーやブルゴーニュと並ぶフランス三大ワイン街道の ひとつ

ヴォージュ山脈の東側、南北に約170㎞にわたり
葡萄畑が続いています
北の玄関口はMarlenheim(マルレンアイム)から

Degustation 試飲 &
Ventes 販売
この看板を見つけては
ふらりっと入ってしまう
誘惑の目印




 
南のThann(タン)まで・・・街道沿いにはワイン醸造を行う村々が
いくつも点在しています

ガロ・ローマ時代から中世にかけてすでにヴォージュの山麓に沿って
できあがっていた街道
俗化せずに その多くは生活街道として 
また、村々はワインその他の農業によって
生活を営み続けられています

ワイン街道を訪れると 
ワイン街道に共通する風景に出迎えられる
春・夏には 瑞々しい深い緑に覆われ
たくさんの恵みを浴び 葡萄を育み
秋には なだらかな丘たちが黄金色に輝く葡萄畑のアプローチ
街道に沿って Colombage(木組みの家)がつづき
村の入口の 中世からの塔門を うっとりしながらくぐり
歴史を感じながら石畳を歩いていくと
中心には ひっそりと佇む教会
広場には 必ずある 大きな井戸・・・

なんとステキな おもてなし なのでしょう

100余りの村が点在していて
村の規模などはそれぞれ
小高い丘の上にあったり 街道を挟んで細長くあったり
観光地化されて賑やかだったり(でも、ワインも超一級)
ポツンとあったり と
だから 一つとして同じでないおもてなしをうけられます
それが いつも楽しみの一つ
ワクワクします

村を散策しながら
Degustasion(試飲)&Ventes(販売)という
看板を見つけては
少し勇気をだして 中に入り
(日本でいう酒造蔵のフランス版)
年代物のカウンターでの慣れた感じの訪問客と
造り手さんとの やりとりを 羨ましく眺め
語学力の乏しい私ですが
自分勝手な想像力をはたらかせ
造り手さんとの会話(?)を楽しみながら
自分好みのワインに出逢っています



 


・・・alsaceワインの美味しさの素・・・
ワイン造りに理想的な環境をもたらすヴォージュ山脈
大陸性気候による寒さと湿った空気をさえぎり
十分な日照時間に恵まれています
また花崗岩、砂岩などが複雑に入り組む地質が
alsaceのワインの個性を引き出しているそうです

スラリと長い緑色のボトルが特徴
主に 白ワイン
フランスの他の産地のように村名や畑名ではなく
ブドウの品種名で呼ばれています


白ワイン 6品種
☆Riesling リースリング
☆Gewurztraminer ゲヴェルツトラミネール
☆Sylvaner シルヴァネール
☆Pinot Blanc ピノ・ブラン
☆Tokay Pinot Gris トケイ・ピノ・グリ
☆Muscat d'Alsace  ミュスカ ダルザス
赤ワイン 1種類
☆Pinot Noir ピノ・ノワール

ワインの特徴は また いつか
味わいながら
描いてみたいと思います



























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