2015年4月14日火曜日

南風?

私だけが思っているのかもしれないけれどストラスブールに アルザスらしくない雰囲気の場所があって そこも お気に入りの場所のひとつなんです サンポール教会のあるGalliaとよばれる場所L'Ileイル川沿いに 大きな船が停泊?と思ったら カフェバーやレストランになっていて お天気の良い日にはテラス席まで 日差しを味わうためのお客さんで 一杯になっている  ここは南仏?ブルターニュ?なんて思わせるくらいの雰囲気が漂っている 夜も 大人な雰囲気が漂っていて どこへでも一人で楽しむ私も 昼夜ともに この中で味わったことがない フー







2015年4月13日月曜日

Parc de la Citadelle シタデル公園

ストラスブールがかつて要塞都市であったことがうかがえる場所が私の通っている語学学校の近くにあるとしり 春になったら訪れようと 楽しみにとっておいたParc de la Citadelle 要塞公園
 昨日の蚤の市とともに訪れてみました とても緑豊かで市民の憩う公園  家族連れや友人 カップルでピクニックしてたり ジョギング おしゃべり 散歩 読書など みんなのんびり春の心地よさを味わっているかんじ 私が訪れたときは柳の葉っぱが芽吹きだしているころで 吸い込まれそうな若葉色にうっとりです



シタデル公園はVaubanヴォーバンによって1681年に建設された城砦(1870年ドイツ軍によって破壊)を1967年修復とともに公園として生まれ変わったそうです
Vaubanは17世紀に活躍した フランス国王ルイ14世に仕えた高等軍人・建設技術者・建築家であり「落ちない城はないと」といわれたほど要塞攻城の名手であり 53の城塞包囲攻撃を指揮し 150の要塞建設・修理を手掛けたそうです
フランスの国民的スポーツ ペタンク 老若男女とわず いたるところで皆が真剣に楽しんでいるのを目にすると かつては人間の醜さを表していた この場所も 今では そんなことを少しも感じないくらい 穏やかな空気が流れていることに感謝



La Paquerette

 Paqueretteパクレット ヒナギクやでデイシィのお仲間 Paques復活祭の季節に咲くことから この名前がついているそう タンポポと並んで 畑や川沿い いたるところで 咲いてますよ

春 あれこれ

 
Paques復活祭が終わり アルザスは春真っ盛り
毎週末ごとに蚤の市や春祭りが 村々で行われていて フランス人の春の楽しみ方を味わってます









昨日の日曜は珍しく 晴天にもかかわらずワイン街道村を巡らず ストラスブールでゆっくりすることに・・・ストラスブール郊外Neuhofで蚤の市が行われていていたので トラムにのって散歩がてら 訪れてみました パリの蚤の市とはちがい 市民がガラクタ??を持ち寄ってきてるかんじかな?それでも アルザスの焼きものやグラスなど1€くらいで 出逢えるときもあって なかなか楽しい



アルザスビールMeteorの屋台で生ビール2€は魅力的  蚤の市で1€の空き缶を買おうか悩むのに ビールは お金が財布から喜んで出ていくこの不思議な行動。なんでだろう 






Obernai オベルネの毎週木曜日午前中に行われるマルシェ 籠屋さんや生地屋さん 手芸屋さん 台所用品など日曜雑貨の市場 10何回と訪れているのに やっと今日 快晴のオベルネに出逢えました マルシェは快晴がよく似あいます

オベルネで見つけた 通学路の案内













Pissenlitタンポポの葉っぱ 
カリカリに焼いたベーコンを散らして ドレッシングとあえて サラダに 
さっと炒めて ブルーチーズとクルミをちらして ワインのお供に タンポポで春をしっかり味わってます






今日の戦利品?? 
ベッチドルフ焼きの一輪挿し2個で3€
南仏オレンジハチミツのキャンディの缶0.5€




帰国時の荷物を考えると オソロシイ

2015年4月4日土曜日

Saales...Marché de Montagne お山の市場

 
何か 面白そうなお祭りがないかなぁって探していたら 以前から訪れてみたかったヴォージュ山脈の中にある村SaalesでMarché de Montagneお山の市場が開かれるとしり 山の市場?って なんだか面白そう ストラスブールでは お目にかかれない素朴なものに出逢えたらいいなと 各駅停車の電車に1時間10分揺られて 訪れてみました 電車を降りたら ご覧のとおりの風景が・・・ほんと のどかで ちょっとした旅行気分♪ う~ 春の訪れが遅いせいか少し寂しいかんじ 

 地図も下調べもせずに来たから フランス語会話練習をかねて  私の横を歩いていたおばあちゃんに尋ねてみることに・・・内心 アルザス訛りが強かったらどうしよう?なんて思ってたけれど 訛りもなくゆっくり 話してくれて 丁度その方も市場に行くところだったので市場までの 少しの道のりだったけれど 楽しいひと時をすごせて よかったです 生まれてから今まで ずっとSaalesに住んでおられるそうで 市場より この方のお話を聞けばよかったなと 今になって後悔してます また お逢いできますように
 お山の市場は小さな公民館のようなところで チーズ屋さん 肉屋さん  家禽屋さん ハチミツやさん ジャム屋さん お菓子屋さん 石鹸屋さんパン屋さん 陶芸屋さんなど 20軒くらいで行われて お店の人と お客さんが とても仲良しで 世間話とかしているそばを子供たちが走り回ってたりして ほのぼのと 時間がゆっくり流れていて懐かしい気持ちに浸れてよかったです
 Charcuterie豚製屋さんでは 少しワイルドなfromage de teteコラーゲンたっぷりの豚の頭肉のゼリー寄せやベーコンをみかけたり

 アルザスらしくハートのヤギのチーズ
写真中央の小さな可愛らしい建物の中で行われてました

チーズ屋さんでは 山羊 羊 牛のチーズ ヨーグルト  フロマージュブラン fromage frais出来立てのフレッシュチーズ fromage affiné熟成チーズ tommeバターを作ったあとの乳でつくられる乳脂肪分が低くて コクのある味わいのチーズなど 段階を味わえるのに感激  山羊の製品は日本では味わえないのでヨーグルトからTommeまで一通り買ってしまいました 実は味見のときのお店の人との やりとりが目当てで調子にのって 沢山買ってしまうので 反省中です  それにしても農家直売は安いです 




 
今回もアニョーパスカルを連れて帰りました
Saalesの駅で記念撮影をしていたら 隣にいたマダムが不思議そうな顔して見てました こういう時は ちょっと恥ずかしいですね 一応 怪しまれないために 拙いフランス語で アニョーパスカルが日本にないことや アルザスのことをが好きだから 写真におさめて ブログを描いていることなどを説明してみたのですが わかってもらえたのかな??
 
あっ お山の市場の家禽屋さんで 鶏の卵の2.5倍くらいの卵と1.5倍くらいの卵を発見!! ガチョウと鴨の卵でした 珍しいですよね  明日の朝食はガチョウと鴨の目玉焼きを描きながら 壊れたら悲しいから 帰る間際に お店に寄ったらガチョウのは 売り切れていたのです やはり 珍しくて人気なんですね  鴨の卵は連れて帰ることが出来たので満足です 嬉しさのあまり友人たちへのお土産は鴨の卵となりました  どんな味か楽しみです




Saales 特別なものはないけれど ゆっくり時間が流れていて のどかな村  夏には毎金曜日に市場が開かれ お店の数も増え お天気が良ければ青空市になるそうです また あの おばあちゃんに逢いたいなぁ



アルザスの祝日

4月になって ストラスブールも 春めいて来ました こちらでも桜や水仙、 レンギョウを楽しめるなんて 思ってもいなかったです 桜は京都のにはかなわないけど それでも とても和みます 日本のことを 振り返る間もないくらいアルザスではしゃいでいるけれど 少しだけノスタルジーな気分です
そう それで ついに待ちに待った Paques復活祭の日が明後日㋃5日(日)にやってくるのですが 昨日 知ったのですが復活祭の日の日曜日の前の金曜日をVendredi Saint聖金曜日( イエス様が十字架にかけられた日)といってアルザス地方とロレーヌ地方の一部は この日を祝日にしているのです
地方だけの祝日って日本にあったかな?復活祭の翌日の月曜日をLundi de Paquesといって この日はフランス全土が祝日です おかげで語学学校は4連休となり 今日は学校をサボッてSaalesというヴォージュ山脈の中にある村を訪れようと思っていたら サボらなくてすみ 堂々と訪れてきました Saalesはストラスブールから電車で1時間10分くらいで 平日の電車料金は往復で24€(3100円くらい)と高いのですが  私には強い味方 アルザスの電車の割引を購入しているので週末と祝日が70%割引7.6€くらいと安くで行けて何よりでした
でも銀行に家賃を振り込みに行こうと思っていたので振り込むことが出来ず 振込期日まで 銀行が祝日で休むので 大家さんにアルザス独自の祝日があることを知らなかったことの 言い訳メールを先ほど送ったところです トホホ です
明日はアルザスのチーズ マンステールの里 Munsterマンステール村の復活祭のお祭りに 行ってきます Saales ほど山中ではないけれど市場が楽しみです 















2015年3月30日月曜日

L'agneau pascal

 昨日 Obernaiオベルネの 春祭りに 行って来ました ワイン街道村のオベルネはストラスブールから電車で30分くらいで行けて  こじんまりとした雰囲気を味わいたいときにはピッタリの町です それに 美味しいお菓子屋さんが 数件揃っていて 毎回 どこのSalon de Théでお茶をしようか 悩んでしまう
それにイベントのあるときは 広場にたくさんのお店が出ていて チーズ屋さん ソーセージ屋さん ハチミツ屋さん 南仏の香りたっぷりの石鹸屋さん ハーブティ屋さん 雑貨屋さんなどとアクセサリーや小物の手作り市が混ざっていて とても 興味深いし フランス人の好みや関心が観察でき  お店の人と お客さんのやり取りを聞いているだけでも楽しい フランス語がわかるふりして ニコニコ聞いていたら  たまに あなたもそう思うでしょ なんて同意を求められると 困ってしまうんだけど・・・とにかく 市場は楽しい 店舗では味わえない気楽さがいい 

 今朝の朝食は L'agneau pascalアニョーパスカル(復活祭のアルザス伝統焼菓子)です ついに 味わえる日がやってきました 仔羊の形したスポンジケーキ  可愛くて可愛くて 食べる前に 色んなポーズで写真撮影です ひよこ饅頭を食べるときより 緊張しますね 頭からいただくか お尻からいただくか・・・頭から かぶりついたり ナイフを入れるのは やはり残酷なのでお尻から いただきました 
この子は以前にも紹介したお菓子屋さんGross (本店オベルネ 支店ストラス・セレスタ)のもの とってもシンプルだけど しっとりしていて さわやかなレモンの香りが後引く 美味しさ はまります

その昔 キリスト教では仔羊が 身代わりになってくれたことから 作られている復活祭のお菓子なのに 私みたいに お尻から?なんて 楽しみながら いただいてゴメンナサイ っといっても 復活祭を祝うお祭りに行っても 子供たちが楽しめる お祭りになっているからいいかな?なんて

まだGrossのアニョーパスカルしか味わってないけれど 甘さ 食感 味わい 私好みに出逢えて 感激中~ あっ お菓子屋さんとかに行ったら必ず その店のスペシャリテや郷土菓子を味わうようにしていて 昨日もGrossで ナッツたっぷりの焼菓子を発見し これは何ですか?と尋ねたら 最初は口頭で説明してくれて 頭のなかで味を想像していたら 私の仕草が お店の人に どう映ったのか 味見をさせてくれて  その味を知ることができるのも嬉しいけれど その ちょっとした  やりとりに ココロがうごきますね