2016年6月8日水曜日

Nice名物料理あれこれ

Nice 1日目は夕方に到着し 駅近くのホテルに宿泊
お目当ての旧市街にあるビストロに予約なしで行ってみたら やっぱり満席でふられてしまった 旧市街で 直観で今夜の 美味しい晩御飯を探してもよかったけれど 旧市街から駅までは少々離れていることもあって 初めて訪れた地で まだ千鳥足で帰る自信がなかったので ホテル近くのニース料理を食べさせてくれるお店を探すことに・・・私の探し方が悪いのか 美味しそうなメニューに遭遇せず
困ったときのアジア料理店 頼りに&お世話になります 仕方なく入ったベトナム料理屋さんなのに本場さながらのベトナム料理を味わえました これは幸先がよさそう ベトナム料理の写真を載せてないけれど
豚の角煮ベトナム風みたいな料理で 香辛料がきいた醤油甘辛さがココロにしみて美味しかったこと
Nice2日目はGrasseという 世界的に有名な香水の村を訪れたのですが
それは また次回 書きますね
まずは お腹が減っては○○○はできぬということで 私の味わったNice名物料理をならべてみます

マルシェやお総菜屋さん ビストロやレストランで ほぼ必ず登場している
Farcis nisoise 野菜の肉詰め
ズッキーニやパプリカ トマトなどの野菜の中身をくりぬき その中に挽肉を詰め
パルメザンチーズや刻んだハーブ パン粉などをかけてオーブンで焼いた料理
料理の本を見ていると ポトフの残ったお肉と野菜を細かく刻んで詰めて作るようなことも描いてあって ポトフは リメイクのバリエーショが豊富で 日本の肉じゃがのようですね 肉じゃがはカレーやコロッケなど変身自在だから
ファルシ・ニーソワーズ お総菜屋さんやビストロなどで 色々 味わったけれど どれも野菜のみずみずしさとお肉の旨味 そして南仏らしくハーブの使い方がとてもよくて 何個でもパクパク食べれてしまう代物でした 普段はロゼワインを飲まないのに 南仏はロゼの国 ロゼとファルシとっても似合いますよ

Raviolis à la daube(ラビオリ ニース風)
イタリアに近いだけあって パスタやラビオリも南仏地方料理になってるんです
ニースでは生ラビオリ専門店があるぐらい バリエーション豊富で 色々味を楽しみたかったけれどホテルの部屋にはキッチンがついてなかったので 自分で料理できなくて残念っ ニース滞在最後の日の夕食にビストロでラビオリ ニース風をいただいてみました 見た目は写真のように とってもシンプル  Daube de boeufという南仏名物の牛ほほ肉のワイン煮の とろけるようなお肉をラビオリの中に詰め ワイン煮のソースとパルメザンチーズで仕上げた料理  そして この料理もリメイク料理らしいです ほほ肉のワイン煮を楽しんだ翌日 残ったお肉を細かくしラビオリに詰め ソースでいただく・・・シンプルで どこか懐かしい味わいでした  また いつか食べに行きたい味のひとつです












Soccaa(ソッカ)
ひよこ豆の粉で作られたクレープのような皮で スナック感覚のニースのファーストフードってかんじでしょうか 旧市街やマルシェではオーダーすると 目の前でクレープのように 大きな鉄板に生地を流して 焼いてくれて 出来立てを食べさせてくれる 美味しいお店がたくさん あります  香ばしくて外側はサクサク
中はもっちりしてて かすかにオリーブオイルと塩をかんじ この素朴さが後引く味わい Soccaの お伴はもちろん ロゼワインですよ  私は旧市街のお店でいただいたのですが テラスであったため  お腹をすかした鳩が パン屑ではなくソッカ屑を目当てに 堂々とテーブルの上を闊歩していて  お店の人も 追い払ってくれるのですが鳩のほうが上手なのか お店の人も半ば諦めているみたい  そんな イタチごっこを見物しながらソッカとロゼをいただきながら のんびりNiceを過ごすのも良いものですよ♪
ラビオリ専門店


2016年6月7日火曜日

Voyage Midi de la France

ちょうど 1年前の この季節
フランス南部海岸沿いを
イタリアに近いMentonからNice Monaco Prevence Toulouse
スペイン国境近くまで 食いしん坊旅に出かけていて
今日 久々に写真を眺めていて
ブログを随分と ご無沙汰していることに気づいた
読んでてくれていた方 ほんとゴメンナサイ


6月1日 アルザスはStrasbourgからTGV(高速新幹線)で途中乗り継ぎ 9時間かけて 憧れの南仏はNiceに到着

ちなみにTGVは全席指定で出発日の1ヵ月前に購入しようと思ってネットで調べていたら 同じ行き先なのに時間帯で 大きく値段の差があって 私のは最安値で45€  最高値は110€
もっと早く購入していたら28€だったらしい毎回フランスの鉄道価格設定に疑問をいだく私です
何はともあれ 太陽の国に着いたぞ
アルザスでは 見かけることの 浴びることのできない
突き抜けるような 青い空
スリの多いマセナ広場で無防備に 口をあけながら見上げてみる
これから3週間 お世話になります 南仏の太陽さん・・・
旧市街は雰囲気がとってもよくて
ビストロのメニューやテーブルセッティングを眺めたりしながら
またっり 散歩ができて楽しい






明るい配色 オリーブをモチーフにした絵柄の陶器がいたるところで
お目見え ついアルザスと比較してしまうけれど 鮮やかで陽気で
私は南仏のほうが似合うかも・・・・・いやいやアルザスのベッチュドルフ焼きとスフレンアイム焼きが本命です
旧市街にある朝市と花市に出かけてみる
ちょうど6月が旬の 花ズッキーニとアーティチョーク(朝鮮アザミのつぼみ)に出逢い 写真をパチパチ撮っていたら 不思議そうな顔して見つめられていた気がする  だって日本では簡単に出逢えないんです~ 外国の人が日本に来たら 私たち日本人が日常的すぎて興味をもたないものにカメラ むけてますよ~って言いたくなったりもした


花ズッキーニはフリットや花びらの中に挽肉などを詰めて炊いたりしてフランスでは食べるらしい 私だったら どう楽しもうかな♪

とにかく いたるところに南仏風のピザ屋さんに遭遇
ピザ生地にオニオン ブラックオリーブの実 アンチョビ゙をトッピングしたPissaladiereはNice名物料理の一つで 何軒か食べてみたけど
白ワインを片手にいただきたくなる代物 お店によって 塩分が強かったり 脂っこかったりして お気に入りを見つけるのは難しかったので いつか自分好みにアレンジして作ってみようと思いつつ まだ挑戦できてないのです
Tourte de Blettes Salee これもNice名物の一つで日本では馴染みの薄い野菜 不断草のキッシュ
初めての不断草 期待してたのに味が無いよ~

マルシェや店先でNiceといえば ブラックオリーブ アンチョビ 玉ネギ 不断草 トマト そして粉っていう イメージが植え付けられてしまったよぉ
マルシェでは野菜や果物 パン お肉 チーズ お花の他にも
仏の香りを いっぱい詰め込んだ石鹸やポプリ 陶器なども売られていて
マルシェがとても華やか
地元の人と観光客で賑わってますよ



色鮮やかな オリーブのお皿たち
とっても南仏らしいです お皿の中の器は種入れと爪楊枝いれ
実はオリーブの実が苦手だけど このお皿でなら いただけるかも・・・

とにかく 明るくて 2日目にしてポストカードにできそうな写真がいっぱいとれました



















この空 この乾いた空気 壁の色合い 南仏だ~