2016年7月1日金曜日

restaurant La Meranda 忘れられない南仏の味

赤色のテント どこか懐かしい自転車 縄のれん?が目印
 Nice郷土料理店 La MerandaにNice1日目の夜 友人にすすめられて
予約なしで飛び込んでみた やっぱり満席でふられてしまった
地元の人たちや 評判をききつけての観光客たちが 満面の笑みで 美味しそうに料理を頬張っている姿を横目に 今夜は退散・・・
このお店は 電話がないのです
予約は お店に わざわざ行って お店の人に直接 何時 何人で席を確保したいと伝えなければ 予約がとれないのです
なんとも ツ・ヨ・キと思いながら
2日目 香水の街Grasseに向かう前にMerandaの前で お店の人を待ち伏せ(アヤシイ)し やっと予約の旨を伝えたのに 今夜は既に満席だと言われ
ションボリ・・・でもイケメンの店員さんが 相席で8時半からの2回転目でよければと言ってくれて 迷いもなく即答 Ouiiiii à  bientôt


Beignets de fleurs de courgettes
初夏が旬の花ズッキーニの花
トマトやパプリカ 茄子などとともに南仏のマルシェを彩る役者のひとつ
食卓にのぼると 華やかさをもたらしてくれる花ズッキーニ
衣をつけて フランス風天ぷらかな
衣はサクサク 添えられた 美味しい自然塩のみでいただくのですが      苦味はなく とても淡泊 でも花ズッキーニというだけで季節を感じることができ 存在感のある一皿 
お花の香りで彩られた香水の街Grasse を訪れ フワフワ気分でMerandaに直行~ 相席だから どんな人と食事するのか少し不安だったけれど 60歳くらいのイギリス人男性で大学で歴史学をおしえているらしい 私は英語が全く話せないので 彼も私も お互いたどたどしいフランス語での おしゃべり けっこう楽しい 彼も料理が好きで話すことは やはり食べることばかり 共通点があって よかった~ 料理の魅力をヒシヒシと感じてしまった
 
sardine farcies 鰯の詰め物
もう この料理の虜です
何回も家で試行錯誤しながら作っているけれど一度も同じ味にならないのが悔しい
新鮮な鰯を開いて 刻んだ南仏の野菜Belette(おそらく不断草)
玉ネギ パセリ パルメザンチーズ ニンニクなどを詰めてパン粉をつけて
カリッと揚げ焼きしたもの  塩・コショウ チーズの旨みのみでシンプルな味付け
ワインのすすむこと・・・弟子入りさせてくださいと厨房にかけこみたくなるぅ(笑)
 Daube de Boeuf à la provençale et Panisse
 牛肉の赤ワイン煮込み プロヴァンス風
柑橘やオリーヴでマリネしてるの?かな?ブルゴーニュのより爽やかで軽い感じ
煮込みに添えられているのはPanisseパニス これも南仏名物のひとつで ひよこ豆の粉を水とオリーヴオイルでこねて 油で揚げたもの
フライドポテトと思ったら 食感がもっちりしていて ほのかに香ばしく
赤ワイン煮込みと相性抜群 きっと この一皿を食べきったら
お腹がはちけそう・・・・・実は相席した方がオーダーされたものを少しご馳走になったのです 相席に感謝 1人では色々 オーダーできないから
イチゴの コンポート
コンポートされているけど イチゴのフレッシュ感があって上品で食後にピッタリ
サクランボのタルト
こちらは相席の方がオーダーされたもの
こちらも 一口いただきました
サクランボが たっぷり入っていて 軽めのフラン生地?とよく合って
サクランボ好きにはたまらない一皿
ただ 食後ではなく おやつの時間にいただきたいお菓子です
相席した方が 私に 君のほうが良い選択をした と言ってました(笑)
1人なのに相席のおかげ?きっと このイギリス人の方がいい人だったおかげで 2倍 味わうことができ おまけに南仏の美味しいワインまでご馳走になりました♪

雰囲気がよくて サービスも丁寧で 素材の味を大切にされた料理  何回でも通いたくなるお店
地元の人たちに愛されているのがよーくわかりました
先ほどは 電話予約ができなくて ツヨキと書いてしまってゴメンナサイ
いつかわからないけど Merandaの料理を味わうためにNiceに必ず訪れます

La Meranda
住所     4Terrasse,06300 Nice
営業時間 12:00~13:30(昼の部)
       19:00~21:00(夜の部)
定休日   土・日
支払方法 現金のみ (カード不可)
電話    無