2014年9月21日日曜日

Paris Store アジア食品店(ストラスブール)



ストラスブール市内にある ときどきお世話になっているアジア食品店
アジアなのにパリ・ストアーって なんでかな?

9年前に訪れたときは 綺麗と言いがたいお店だったのにフランス人のアジア料理への関心が高まっているおかげか あとはアジア系の人が増えているのも手伝って お店が大きくなっていました 
日本の食材は 中華食材にくらべて 品揃えが少ないのですが
濃口醤油 みりん 味噌 酢 すし酢 鰹だし(顆粒)ごま油 のり
日本米 カレールー 七味 粉山椒 粉柚子 豆腐 こんにゃく うどん そば 素麺 日本のビールや日本酒etc・・・モヤシもあります

日本米は1kg約2€(280円くらい)
ほんの少し パサついているかな? カレーとかには丁度良い感じ




 


 


 

 

日本食が恋しくなったら 時々 訪れて癒されているのですが知らない中華食材を見つけたりして よろこんでます 調味料とか買って試してみたいけれど使いきる自信がなくて 只今にらめっこ中~





www.paris-store.com

RARIS STORE
27.rue Faubourg deSaverne
67000Strasbourg
tel 03 88 22 69 20


Hunawihr

なだらかな葡萄畑に 浮かんでいるよう佇んでいる城壁に囲まれた教会が とても印象的なHunawihr(ユナビール)
 こんな ステキな村があることを 知らなかった 他の観光名所に気を取られてたのかな・・・?アルザスでは よく絵葉書になっているみたい フランスで最も美しい村に認定されているのです

コルマールから17km ワイン街道の真ん中にあり 人口500人という とっても小さなワイン村 小さいけれど Grand Cru(特級ワイン)も作られていて 葡萄畑に囲まれ 観光客も少なく 穏やかなところです

伝説によるとこの村の名前は 7世紀頃 この村の人々を救い 村の所有者でもあったHunonユノンとHunaユナから由来しているそうです

その昔 巡礼地としても栄えたそうです
危険から村の人々の危険を守った要塞教会だけど なんで村ごと要塞化しなかったのかな?なんて 素朴な疑問が頭の中を駆け巡ってます 









 L'eglise Saint-Jacques-le-Majeur

この教会は とても珍しく カトリックとプロテスタントが共有していたそうです
 両方の墓地も教会の横にありますよ その昔 教会を建てるのは容易くなかったのですね 合理的?寛容?ですか?
         
 


教会の内側はフライボワイヤン様式ゴシック建築
14世紀から16世紀にかけて 建築されています








この教会を訪れたら 必ず 見たかった至宝?15の物語からなる15枚のフレスコ画 そのうちの4枚は9世紀のもの とても良い状態で残されていますよ

Resurrection de trois jeunes gens tues par un hotelier pour en faire de la salaison. と説明されていますが 聖書に無頓着で フランス語 初心者の私には さっぱりチンプンカンプンで訳せませんゴメンナサイ
 
 これが9世紀のフレスコガ画 意味がわからなくても 千年前のものというだけで 感激です 時間が許すかぎり眺めてました
三位一体(父なる神・子なるキリスト・聖霊を一体とみなす)によっての 聖母マリア様(Sainte Hune )の戴冠式















 教会の建築歴史を模型
9世紀には 城塞がなく 建物も素朴






14世紀に 要塞登場!!
 18世紀には2重の要塞
鐘楼も登場
そして現在
内側にカトリックのお墓
外側にプロテスタントのお墓







 14世紀に造られた泉
その昔 葡萄が不作だった年 聖ユナが泉の水をワインに変えたという さすがワインの国らしい逸話がのこっています




この泉の水がワインだなんて どんな品種だったのかな?好みでいうと リースリングではなくピノ・ブランを希望します アルザス好きなのにリースリングではないのです はい
















 この村は どこにでも お花が飾られていて 本当に見事です
この村の人たちの心遣いに感謝です



ブドウ収穫の準備が着々とされてますね









 アルプスの少女ハイジを想いだすような 泉
17世紀のもの 村の人々が 水を汲みながら井戸端会議し 家畜たちが水を飲んでいた姿が思いうかびますね 受け皿が二層になっているのが印象的 


 16世紀の小麦倉庫




 







 

ストラスブールから電車にゆられて30分くらいでコルマール(Colmar)に到着
そこからリボービレ(Ribeauville)行きの路線バスにのり ワイン街道をひたすら走って30分くらいでHunawihr(ユナビール) 観光シーズン中はとても乗客が多く 運転手さんもなれているみたいで 名所が現れるとゆっくり走ってくれて 英語でプチガイドもしてくれるという うれしいサービスつき 国籍豊かな車内は なんだか遠足気分で盛り上がってました この村は ちょっと 頑張って訪れたい村の一つです 残念だったのは 美味しそうなレストランが何軒かあったのに時間を外してしまい味わえなかったりDomaine(ワイン醸造農家)での試飲も出来なかったりと・・・また来なくては思ってます


アルザスのシンボルコウノトリが葡萄畑を散歩してるところに遭遇!!村の近くコウノトリ・カワウソ自然公園から やってきたらしい のどかだ~





 

2014年9月12日金曜日

Restaurant "Esprit Terroir"

今日は とても お洒落なレストランを訪れました
ストラスブールのプチ・フランスのちかくにある 小さなレストラン
毎朝 通っているところなのに まったく気づいてなくて
フランスの苦い味を味わい凹んでいる私を励ますために知り合いが連れて来てくれました 凹むのも悪くないですね(ラッキー)
アルザスはもちろん ブルターニュ バスク 南西部などの地方の名産が感じられる料理ばかり 


とてもモダンな お皿に入ったガスパチョ 野菜の旨味がギューっとつまってて どの野菜も飛び出てなく仲良くしてて 
食欲のでるスープ
昼食

 
 Carpaccio de Saumon marine,legumes Croquant,confit de kuqumats
 サーモンのカルパッチョ パプリカやキュウリなどのスライスした歯ごたえのある野菜とのハーモニーが 楽しい爽やかな前菜 
              

             

         

チキンのグリル ポテトのガレットをめくると小さなマッシュルルームがひしめき合っていて なんとも可愛らしい









Fraicher de ablicots des Vignes poches,Crumble et
Sorbet Verveine Citron
杏子のかるいコンポートとヴェルヴェイユ(ハーブティ)とレモンのシャーベット
口のなかでホロッとくずれるサブレとコンポート シャーベット 
いつまでも あきずにいただけるデザート 
お腹が一杯なはづなのに 最後のコンポートのスープまで美味しくいただきました



今日いただいたのは お昼のセットメニュー  20.5€ 前菜+メインorメイン+デザート
                           26・5€ 前菜+メイン+デザート  
                






夜のメニューは南西部のフォアグラ イチジクソース や手長エビのカルパッチョ・柚子 生姜風味 エスカルゴ
Lotte(淡水産 タラの一種) 牛肉や子羊など 気になるものばかり ”アルザス産ジビエにポレンタ添え梨の白ワインコンポート カカオ風味” これで一つの料理らしいのですが とっても気になっています
夜はアラカルト20€くらいから コースは54€・72€ 2コース 今年オープンしたばかりのお店らしいのですが今度は 知り合いをあてにせず 自力で夜を味わいにこようと密かにたくらんでいまーす
                      


Esprit Terroir
2 Quia Finkwiller strasbourg


               



La fete de Biere ”Mutzig"


   
ビールの原料 ホップ
生ホップに出逢えたよ

 La fete de Biere(ビール祭り)Mutzig村 2014・09・07
おそらく この村で毎年9月第一日曜日にビール祭りがおこなわれています 



花やホップに彩られた噴水
今日は この泉から ビールが湧き出てきますよ(冗談です)

お天気に恵まれ  たくさんの人たちで賑わってますよ












 11時~13時まで 伝説の(?)泉からビールが楽しめますよ

楽しみたい方は ビールジョッキを6€(840円くらい)で買って 2時間
何回でも味わえますよ 
ジョッキをビールの泉の人は 大忙しです
自分のを入れてもらっている間 ワクワク なんだか楽しい
あ~~ いいビール日和だ~♪



 写真左下のジョッキが今年のモノ











 Mutzigはストラスブールから西に32kmくらいのところにあり 電車で25分くらい ワイン街道沿いの とっても小さくて ほとんど知られていない村 知られていないのが うれしいんだけど・・・ 
駅から村の真ん中までのアプローチが とても気に入ってます
電車を降りて テクテクと5分ほど歩くと橋にかけられた ゼラニウムなどの 大きな花束のパレードに迎えられ お花畑を楽しんだら 14世紀に建てられた歴史深い門のお出ましです そして門をくぐると村の中心がみえてくる・・・この流れが とても好きで この瞬間を味わいたくてアルザスワイン街道を巡っているのかも
 





 アルザスは看板もステキ

五感が休まるヒマなく
とくに 眼 鼻 口 はいつもフル活動~













 スフレンアイム焼き(アルザス陶器)屋さん

 ヌガー屋さん
こんなに立派なヌガーに出逢えて感激!!
ナッツがたくさん入ったものやイチジクやブルーベリーなどの果物いり
チョコいりなど フレーバーも豊富
ヌガー好きには たまらない誘惑
好みの大きさに カットしてもらえるよ 
ホットドックの屋台 ソーセージの香ばしい香りに誘われ
長蛇の列が・・・香りだけでビールを味わいました
 


 


ブレツェル(アルザス名物)の屋台
その場で焼いてくれて
熱々のブレツェルが味わえる
ビールによく合いますな~
アルザスらしい



















 


 
 9年前 Mutzigに初めて訪れ(その時もビール祭りが行われて) 沢山の出逢いがあり その出逢いが今 私をアルザスへと導いてくれてます その当時は ゆっくりこの村を訪れることができず 今回 9年越しに この村を訪れ 懐かしさと伴に見て回り 大満足 ♪でも かつて出逢った人たちは みんな この村をはなれてしまい 9年という時の流れを感じ すこし寂しい 訪問になってしまいました