2015年8月7日金曜日

再び Betschdorf

ブログを描くことを すっかり おろそかにしてしまいました 2ケ月くらい たったのでしょうか? 数日後に日本への帰国がせまり まだ行ってない村を訪れたり 味わってないものを  めいいっぱい吸収中です 一年なんて アッと言うまにたつのは わかっていたけれど まさか ここまで早いとは・・・今日は去年にも訪れた アルザス陶器の町 Betschdorfベッチュドルフに再び訪れ お別れをしてきました 実は一番の目的は 前回も訪れたアンティーク屋さんに行って 所狭しと並べられた 素敵な食器たちに 囲まれニヤニヤしたかったのです(怪?)
Strasbourgから電車で30分揺られてHagnauで降りバスで田園風景をながめること15分 Betschdorf下車 一目散にアンティーク屋さんに行くはずが北アルザスのキリッとクールな白壁コロンバージュ(木組み民家)と突き抜けるような青い空とのコントラストにうっとり 写真を何枚もとってしまいました  途中 何軒かのどう獰猛そうな番犬たちに吠えられながら・・・ホント 冗談ぬきで 恐ろしかったです それでもステキな写真がとれたのでメデタシメデタシ アンティーク屋さんに着いたら お財布に20€(2800円くらい)しか入ってないことに気付き (クレジットカード払いは不可) お店の人にATMを尋ねたら 徒歩で片道20分だといわれ 絶対 この店で沢山の食器を連れて帰る気持ち 満々だったので お店の人に必ず 戻ってくるから それまで待っててほしいと頼み込んで 往復1時間(実は途中で寄り道をしてしまいました)かけてお金をおろし お店に戻ったら お店の人が 随分と心配して待ってくれてました そして 私が秋に訪れたことを覚えてくれていて 嬉しくて お店の中に入る前から
テンションがあがりっぱなし 趣きのあるBetschdorf陶器 Sargmienne焼き グラス  ホウロウ どれもこれも
連れて帰りたい~ まずはObernaiシリーズを物色 一枚ずつ絵柄を見ながら どれにしようか悩んでいたら お店の人が本当に親切で 見やすいように床に全てのお皿を並べてくれて 模様やモチーフの説明を丁寧にしてくれて 益々 考え込んでしまいました・・・冬景色のコロンバージュ 夏景色?のコロンバージュ 羊飼いとコロンバージュ 民族衣装のアルザス女性と教会 を選びました


アンティーク屋さんでの戦利品たち

全て Sarregueminesサルグミンヌ社のもの
Obernaiシリーズ(アルザスの生活風景をえがいたもの)
Floreシリーズ(白地に藍色で描かれた植物) ポッテリとした懐かしい雰囲気のフルーツ柄など もう 眺めているだけでシアワセ アルザスの知り合いの家には  Obernaiシリーズが一揃えあって 実際に使っているらしく 何とも羨ましい こちらでは お皿やカップなどは12個が一揃えらしく アルザスの伝統家具に おさまっている 食器たちは ロマンチックで優雅です
お店の方がアルザスの思い出にっと言って Betschdorf焼きのミルクピッチャーをプレゼントしてくれました 高さ3cmくらいのところにアルザス特産のフルーツ クエッチがコロンと描かれていて 感激!!実は買って帰ろうと思いながら 色んなものに目移りしているまに スッカリ 買い忘れていたモノだったので なおさら 感激してしまいました 
このカフェオレボールは ATMでお金を引き出しに行ったときに 寄り道をした 工房で見つけたもの  これも一目惚れ 淡い灰色 藍色の優しい模様  イヤサレマス  この工房に以前 日本人女性が働いていたそうで その女性も私のようにアルザスが好きで何回かアルザスを旅行するようになって アルザスのトリコになり 数年アルザスに暮らされたそうです お店の方は いつか戻ってこれますように あなたの再訪をお待ちしてますと別れ際に言ってくれたのが とても印象的でした  お店やレストランで好きなモノを探したり 味わったりするだけで とても楽しいけれど 自分の好きなモノを通して生まれる人との会話やふれあいはココロにいつまでも響きます おそらく 後者を求めて お店やレストランに行ってしまってるのかもしれません その割に 最後まで私のフランス語は上達しなかったのが悔やまれます

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