2月の謝肉祭(カーニバル)で お菓子屋さんのウインドウを にぎやかにしていたBeignet(ドーナツみたいな揚げ菓子)から キリスト教徒の最も大切なお祭り”復活祭” フランス語でPaquesパック 英語でEasteイースターのお菓子である 卵やウサギ 魚などの形をしたチョコレートやケーキにバトンタッチ
復活祭はキリストの復活と春の訪れを祝う移動祝日 聴きなれない移動祝日 なぜ移動するかというと復活祭は春分の日からの初めに来る満月の日の次の日曜日となっているからだそうです フランスでは復活祭の翌日の月曜日もLundi de Paquesといって この日も祝日になるんです そして子供たちは復活祭前後の2週間 学校がバカンスとなり 先日 冬休みがあったのでは?と思うくらい この国はバカンス天国です
自然や生命の再生をも表す春分 キリストの復活 それを象徴する 卵や多産であるウサギや魚をモチーフにした お菓子やオーナメントなどの飾りで 春の訪れを祝い みんなが楽しみにしている祝日 クリスマスの時もみんながココロ待ちにして街全体が浮足立っていたけれど 復活祭も そんなかんじなのかな?これから復活祭までの毎週末 どこかの町や村々で 復活祭が行われるらしく クリスマスのときみたいに 明日から ウロウロしてみます ステキなものと出逢えますように
お菓子屋さんは 今から もっと復活祭のお菓子で賑やかになるそうで 私もまだ 少ししか写真に納めてなくて これから みつけてはブログに載せていこうと思っています またサボったらゴメンナサイ
そう 忘れてはならない アルザス地方だけの復活祭のお菓子
AgneauPascalアニョーパスカル スポンジケーキのような卵を別立てにしたビスキュイ生地で焼いた 仔羊の形をしたシンプルな焼き菓子 アニョーは仔羊 パスカルは復活祭の意味
羊がモチーフになっているのはユダヤ教の「過ぎ越しの祭」のときに仔羊を いけにえ として食べていたことが由来になっているそうです 宗教や聖書を全く知らないから 詳しく説明できなくてゴメンナサイ 私の大好きな仔羊が犠牲になっていて 感謝の気持ちをアニョーパスカルで表しているのかな
先ほどスーパーマケーットに行ったら なんだか 眩しいくらい輝いている売り場が目にとびこんできて なんと金色や赤色などでラッピングされたチョコやお菓子たちで ここにも もちろん 卵やウサギ 魚などのモチーフが勢ぞろい 復活祭のお菓子売り場だったんです MilkaやLindt M&Mなど各お菓子メーカーの普段お目にかかれないものに出逢えて 楽しませてくれますよ
アルザスのシンボル コウノトリも並んでいて アルザスの人々がコウノトリを大切に思っているんだなと つくづくおもいました
マルシェの八百屋さんでは Pissenlitタンポポの葉っぱ が春の訪れを知らせてくれています フランスではサラダとして食していてフランス人の春の楽しみのひとつだそうです Pissenlitは別名 寝小便と あまり嬉しくない意味をもっていますが タンポポに すぐれた利尿作用があるからだそうです 日本ではタンポポの葉を食べる習慣がないから今のうちに このタンポポのほんのり苦味と シャキシャキ感を味わっておこうと思います 寝小便しない程度にね
タンポポの写真がなくてゴメンナサイ 今日 マルシェに行ったら ほとんど売り切れていて・・・
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