2015年3月2日月曜日

お隣の国 ドイツへ

先日 ストラスブールで知り合った ピアニストの山崎典子さん(ストラス在住歴20年)とても 気さくな方で お会いしたばかりなのに お家に呼んでくれたり 昨日は お隣の国ドイツに車で 案内してくれました ストラスブールから ライン河を渡りKehlケール へは10分くらい そのお隣の町Offenbourgへは30分くらい 国境を感じます  ちょっとした小旅行気分です Offenbourgでは典子さんオススメのアンティークショップやドラッグストアなどに連れていってもらい ドイツの価格の安さに驚いてしまいました 噂にはフランスで買い物するのが馬鹿らしいくらい安く  アルザスに住む人は ドイツまで買い物に来ていると聞いていたけれど ホントに驚きの値段!!価格破壊!! ドイツでの価格破壊に驚きすぎ お腹もすきだし連れていってもらったKehlケールのMarlenという地域にあるドイツ料理レストラン!!

 Gasthaus u.Café
"Zum Ochsen"
KehlerStrabe 9
77694 Kehl Marlen
Tel 07854 230

ドイツ語で”牛”という名のレストラン
私たちはSchnitzelシュニッツェル(仔牛ヒレ肉のカツレツ風)を目当てに来たのですが メニューをみると 何やら美味しそうな料理が並んでいて(もちろん典子さんにドイツ語を訳してもらいました) 鹿やイノシシのジビエ(野生肉)なども魅力的  私はSauerbratenザウアーブラーテンというドイツの代表料理を選びました 牛肉をワインビネガー・香辛料・水で3・4日間 漬け込んだものを焼いたオーブン料理 ソースがたっぷり かかっていて煮込み料理に見えるのですがSauerが酸っぱい Bratenが焼くという意味らしいです 独特の酸味と 柔らかなお肉の食感に感激 クランベリージャムをつけて いただくのですが 少し抵抗があったけど思い切って いただいたら アラッ不思議 味に奥行きがでて ワインのススムコト・・・付け合わせはアルザスでもお馴染みのスペッツェル(玉子たっぷりの愛嬌たっぷりパスタ)でした  このレストランで食べたスペッツェルは モチモチしていて脂っぽくなく 粉の味が美味しく ザウアーブラーテンのソースと絡めると もうやめられない とまらない 炭水化物ダイエットは断念です このお店では付けてなかったけどロートロール
赤キャベツの煮物 とクヌーデル ジャガイモの団子が添えているのが定番らしいです

Schnitzelシュニッツェル 本来 仔牛ヒレ肉にパンコをつけて揚げ焼きしたものらしいですが このお店では仔牛はもちろん 豚肉やチキン 七面鳥とバラエティゆたか  仔牛も魅力的だったけどザウアーブラーテンが牛さんだから七面鳥にしました 写真では分かりにくいのですが ワラジくらいの大きさのが2枚もついてきて フライドポテトが山盛りついてきて13€に驚き いや値段よりも この揚げ加減に脱帽です 衣がカリッと しなやかに揚がり 中の七面鳥はジューシィ  塩・コショウ・レモンというシンプルな味付け 衣のサクサク感を味わうならレモン無しでもいいくらい そして 大袈裟かもしれないけれど 生まれて初めて フライドポテトの美味しさに うなりました 乾杯にビール そして白ワインにうつっていたのに 私はビールをおかわりしました 食べきったフライドポテトのお皿に油がほとんど ついてないのに驚き 厨房にいって 見学させてくださいとお願いしたくなるほどです 自分で揚げ物を作って 納得したことがない私にとっては もう 憧れの的?です
最初は 食べきれなかったら お持ち帰りしようなんていっていたのに すっかり胃袋におさまり デザートもいただきました
オレンジのタルト これまたシンプルなタルト
タルト生地に生のオレンジと卵・牛乳・砂糖のアパレイユを流して焼いてあって 欲をいうなら アパレイユにコアントローかバニラなどの 香りがあれば・・・オレンジの果肉がゴロゴロ入っていたので 助かった





このレストランのメニューを制覇しようと思ったのですが Kehlの中心街にはストラスブールからバスや電車で簡単に行けるのに  このMarlen地区は車でないといけないそうで また典子さんに連れてきてもらうことにしました  5月なると ホワイトアスパラガスのメニューが登場するらしく それも かなりの美味しさらしいです 今からホワイトアスパラガスの季節が待ち遠しいです 

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