2014年12月17日水曜日
”Munster” ”Barikass” ”Siasskass au Kirsch” アルザスチーズ あれこれ
"Barikass" Fromage de Montagne (山のチーズ)
Bariは山 Kassはチーズ で山のチーズ
ヴォージュ山脈で作られています
クリームをとったあとの脱脂されたミルクで作られているため 気泡があり ゴツゴツしていていますが 素朴で 旨味のあるチーズです 食べだしたら とまらないですよ
"Munster" マンステールチーズ
アルザス地方を代表するチーズ Munsterはという名前は 7世紀頃 マンステール谷にあった修道院(Monastereモナステール)に由来しているそうです マンステールチーズは皮を塩水で洗いながら2・3カ月熟成させた牛乳チーズ 強烈な匂いに圧倒されますが 口にすると 驚くほど まろやかで 特有な濃厚な風味が広がります クミンを添えて味を楽しんだり またGewurztraminer(豊潤なアルザス特産ワイン)とピッタリです
Munsterのタルトフランベやグラタンをいただきましたが そのまま いただほうが個人的には好きかな 強烈な匂いが鼻に抜ける瞬間がたまりません
Siasskass au kirschに出逢えるなんて 感激!!
のびのびと育った牛のミルクで作られる 固まったばかりのチーズに生クリーム シロップ アルザス特産のキルシュをかけた とてもシンプルなデザート
フロマージュブランより さらに軽く チーズらしさはないのですが 生クリームがキルシュの強さを和らげ まろやかなデザート 重い食事のあとや暑い夏 食欲のないときなどにピッタリ
以前 クリスティーヌ・フェルベールさんの工房で働いていた(日本人)方のお菓子本に このデザートを紹介されていて 味わってみたいなぁと思いつつ Munster村のさらに山奥にあるときいていたので 自力(バス)で訪れることを諦めていたのですが ColmarのMarché de Noelで発見!! 皆 マルシェで温かいものを頬張っているのに お店の前で 250gペロリといただきました 蒸留酒と生クリーム ・・ワインのマールでもあいそう
お店の人に尋ねるのをわすれたけれど きっとSiasskassのSiasseは白 Kassはチーズでフロマージュブランだと思います そのままでしたね
Colmar付近のMarché de Noelは マンステール村が近いので チーズ農家が直売していて作り手の話を聞きながら 味見もたくさん させてもらえますよ (私は40%くらいしか理解できてないけれど雰囲気は100%楽しんでいます)
Neuf-Brisach村のMarché de Noel チーズ農家直売店
Siasskass au Kirscheに出逢えたのは 縁あって Neuf-Brisach村で知り合ったアルジェリア出身 パリ在住の女性のおかげなんです 彼女はチーズの生まれた日までこだわるくらい 大のチーズ好き チーズを買ったあと チーズの生まれた日を尋ねるのを忘れたといって 買ったレシートの電話番号に電話して 尋ねるくらいなんです 彼女とマルシェを巡っていたら 本当に上手に味見をし 美味しいものを確実に手にしていて 感心するばかり 彼女がチーズ屋さんを探さなかったらSiasskass au Kirscheは 幻で終わるところでした 出逢いはいいですね
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿