2014年9月3日水曜日

Musse de la Folie-Marco

ワイン街道の村Barrに ひっそりと佇んでいる18世紀の邸宅が美術館になっている 17.18世紀ごろのアルザスのブルジョア階級の家具調度品・民族衣装など くぎづけになるほどのものがコレクションされている






なんと 眩い民族衣装 階級がわかります












アルザスの民族衣装の特徴は なんといっても この黒くて大きなリボン帽子
宗派や既婚・未婚 地域によっても違いが沢山あります
そのことを知ることができる美術館です 感激!!

こちらはプロテスタント 後ろのリボンのたれがカトリックより長く肩につく長さ
リボンの大きさは初めからこんなに大きくなく
1830-1840年 片方のリボンの長さが15cmくらいからはじまり
1845-1855年 耳にかかるくらいに成長
1860-1870年 リボンの幅もタレも長くなり
1880年にはリボンに沢山のダーツがはいりボリューム満点のリボン帽子の完成
見事な刺繍 カトリック
西陣織を連想してしまいます
カトリック
こんな 色や柄のリボン帽子は初めてです
柄や色がついているのは全てカトリック














18世紀当時のブルジョワのお家 立派!!










レースの帽子









レースの帽子は夏用




既婚女性用

未婚女性用
















カトリック 冬用









錦糸の刺繍が見事で いつまでも眺めてました
ブルジョワ











こんなレースの帽子あるんですね フランダースの犬を想いだしました

胸飾りの素晴らしさもアルザス民族衣装の特徴なんです


Munsterとうい村の名前がついてました 
麦わら帽子もあるなんて









17・18世紀の陶磁器
ブルターニュ地方にも花柄や鳥をモチーフにしたカンペール焼きというものがありますが アルザスのほうが繊細に思えるのは なぜかしら?



 こんな素敵なお庭で散歩も楽しめます
妄想するときにぴったり




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