2014年8月16日土曜日

Selestat "85eme Corso fleuri(花祭り)

たくさんのダリアの花で飾られた オリジナリティあふれる花車たち


8月第2土曜日に行われる Selestatのお祭りで最も盛大なお祭りだそうです Selestatで働く知り合いから言わせれば 朝から晩まで働く日と言ってます
この花祭りは1927年から行われていて今年は85周年にあたるそうです


 このSelestatセレスタはストラスブールからコルマールへ向かうところ3分の2ほど行ったところにありストラスブールから電車で20分くらいです 周辺は工業地帯も広がっていてストラスブール コルマールに次ぐ人口2万人弱の街です

各広場では演劇や演奏などが行われていて花祭りを よりいっそう盛り立ててますよ 
 あー ヨーロッパのヴァカンスを感じます



L'envol 飛翔をイメージした花車
白やピンク 赤 オレンジ色 エンジ色のダリアで彩られた蝶々
青空に とても映えます


花車やクラシックカー 演奏隊 サンバ 大道芸などのパレード とても華やか
街を一周する このパレードは夕方5時55分~と夜9時55分~の2回行われ 夜のパレードは花車たちがライトアップされて幻想的らしいですよ


 La dance des cerfs-volants(凧の舞)
Migration(渡り鳥)
Le reve d'Icare(イカロスの夢)

イカロスはギリシャ神話の名工ダイダロスの子であり 父の発明した翼で空中に飛んだが高く飛びすぎ 太陽の熱で翼の蝋(ロウ)が溶け海に落ちて死んだという この哀れなイカロスを思っての花車なのかな?と 勝手に想像してみました フランスらしいユーモア

他にもL’homme canon(人間大砲) L’oiseau de fer(鉄の鳥 飛行機)
Voyage en dirgeable(飛行船) Au-dessus de l'eau(水辺)など12台の花車たち 自然の恵みを尊び 繁栄への願いが伝わってきます 



 セレスタ入口にある Chateau d'Eau水の塔
築100年余りたった今も現役で 町に飲料水を補給し続けています
町の泉 ゼラニュウムのブーケの上にはセレスタの紋章の石像がおかれています
 Arsenal Saint-Barbe(聖バルバラの兵器庫)
15世紀にシナゴーク跡地にゴシック様式で建てられ 16世紀には兵器庫として
19世紀には穀物倉庫として使われました
Eglise Saint-Foy(セント・フォワ教会)
ロマネスク様式の教会
外観に八角形の塔をもち 壁面には動物や人の顔 植物などのモチーフが施され ロナネスクを感じます
教会正面の入口を入ってすぐの床にタイルで描かれた世界の4つの大河
幾何学模様で表されていて ひとつひとつタイルの河を歩き 河のもたらす力や恵みをヒシヒシと感じとってみました

 
 この教会のことは また次回 描きます
セレスタにフランスが世界に誇る図書館がありますBibliothèque Humaniste(人文主義図書館) 世界記憶遺産に指定されています 今 改修工事中なのか中に入れなかったので やはり また訪れなければ・・美味しいレストランやお菓子屋さんのことも描きたいし



ちなみに このお祭りは町に入るのに入場料7€が必要でした 少し驚きました 


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